今井小3年生がジャム販売 恵みの里協力 特産リンゴを加工してPR

松本市の今井小学校3年生20人は24日、総合的な学習の時間に作ったオリジナルのリンゴジャムを、近くの道の駅・今井恵みの里で販売した。味やラベルにこだわった自慢のジャムで、保護者や道の駅利用者に地元産リンゴのおいしさをPRした。
恵みの里が食育事業の一環で協力し、児童は昨年10月に道の駅でリンゴ販売を体験。その売り上げを使って、恵みの里の加工所にジャム作りを依頼した。試食を重ねたジャムはリンゴ本来のおいしさを生かし、角切りの果肉が入っている。ラベルには、リンゴと愛らしい動物のイラストをあしらった。
販売では、児童が道の駅正面の外売りスペースにブースを準備した。ジャムの販売と会計、呼び込みなど役割を分担し、午前9時半に販売をスタート。「ジャムはいかがですか」と元気いっぱいに声を上げた。51瓶用意したジャムはわずか30分で完売し、村山登紀君(9)は「どんな味にするかたくさん考えた。売れてうれしい」と笑顔を見せていた。