JA洗馬の広報紙 間違い探しクイズが読者に好評 題材は農作物や風物詩など

塩尻市洗馬のJA洗馬の広報紙「広報せば」に載る「間違い探し」のクイズが、地元の農業や風物詩を知るきっかけになるとして読者に好評だ。管内の洗馬地区の農産物や、ナガイモの選荷や水稲苗の配布といったJAの仕事、桜の名所など、季節ものを題材にしたオリジナル作となっている。
太田の桃の木、芦ノ田の稲穂、ブドウの箱詰め(本部予冷センター)、県史跡・釜井庵の七夕飾り、芦ノ田坂下のシダレザクラなど、撮影場所も添えて掲載している。
総務管理課の中野沙緒理さん(43)が企画担当で、題材にする「映えスポットを見つけること」に奔走している。
田んぼや畑、河原、土手、JA洗馬の施設に足を運んだり、同僚の職員たちから情報を得たりして写真を撮影。パソコンで画像を編集して、間違い箇所を三つ加えてクイズを作成している。
広報紙は、組合員の有無を問わず、洗馬地区の約1500世帯に配布している。
中野さんは「クイズを通して、洗馬の地域やJAのことに興味を持ってもらえたら」と話している。