春の彼岸で先祖に感謝 家族でお墓参り

春のお彼岸の中日で「春分の日」の20日、松本地方の霊園・墓地では多くの家族連れがお墓参りに訪れ、故人に思いをはせ、先祖の霊を敬って静かに手を合わせた。
松本市の中山霊園には雪が残る中、多くの家族連れが足元に気を付けながら山の斜面にある墓を訪れた。長男と次女、孫3人と一緒に、20年ほど前に亡くなった夫の墓で手を合わせた同市空港東の塩川恵美子さん(69)は「雪を心配したけれど晴れて良かった。春休みで(上伊那郡)箕輪町から娘と孫たちが遊びに来てくれて一緒にお墓参りができた」と喜んでいた。