昭和100年展 今夏開催へ 大桑村教委 懐かしの品 募る

昭和元(1926)年から数えて100年の節目に当たる今年、大桑村教育委員会は、懐かしの資料を並べる「昭和100年展」を村歴史民俗資料館で7~8月に開催する予定だ。企画では資料館の収蔵品に限らず、住民からも昭和の品を借りて展示したい考えで、協力を呼び掛けている。
企画は昭和の時代を振り返り、当時の歴史や文化を未来につなぐきっかけにする目的で開く。資料館に昭和期などの資料を置く常設の展示コーナーがあるが、範囲を広げて当時を感じられる空間をつくる計画でいる。
生活用品や家電、娯楽品、書籍など、昭和期の品であれば広く貸し出しの協力を求める。当時を記録した8㍉フィルムなどの映像資料も探している。原則、自身で資料の搬入出をお願いする。
村教委は「同じ用品でも時代ごとの違いがあり、多く並べられれば理想。ご家庭で眠っている品が思い当たればご協力をお願いしたい」と話す。
村教委に問い合わせる(電話0264・55・1020)か、村ホームページで公開している申し込み資料を提出する。教委で展示の可否を判断する。5月ころまで募集している。資料館は2月末まで冬季休館中。