糖度良好。ハウス栽培のスイカの出荷はじまる JA松本ハイランド

JA松本ハイランド管内で12日、ハウス栽培のスイカの出荷が始まった。初日は生産者3軒から1400玉のスイカが波田の共選所に運び込まれた。同JAによると、味、糖度とも良い品質で、地元の直営直売所や量販店などで販売される。
検査員による目視検査をした後、選果機で糖度や熟度を測って格付けされ、出荷された。試食用に試し切りしたスイカの糖度は12.2度で、同JAとして出荷できる11度を上回った。今年は特に寒暖差が大きく、生育が心配されたが、例年並みの4000ケース(2玉入り)が出荷できるという。
すいか部会の百瀬賢成部会長(61)は「おいしいスイカを作るため、生産者は日々努力している。多くの人に食べてもらいたい」と話していた。露地スイカは7月上旬に出荷が始まる予定。