政治・経済

もち麦と玄米でポン菓子 麻績の団体販売開始

おみもが販売開始したもち麦と玄米のポン菓子

 麻績村内の遊休農地活用を進める有志団体「OMIMO(おみも)」がこのほど、県の「信州の環境にやさしい農産物」に認証されている米麦を使って開発したポン菓子「おみポン」の販売を始めた。麻績の新たな特産品・お土産として、食の安全に関心がある家庭に発信していく。

 もち麦と玄米を使った2種類のポン菓子で、それぞれ1袋(75㌘入り)税込み300円、徳用(150㌘入り・500円)。麻績村のシェーンガルテンおみと直売所・あさつゆ、筑北村坂井の直売所・まんだらの庄で扱う。もち麦は大人好みのややビターな味わい。玄米は米の自然な甘みが子供に好評だ。食物繊維が多く栄養価も高い。おやつやサラダ、ヨーグルトのトッピングなどにも向くという。
 今春、麻績村役場近くの事務所内にポン菓子製造機や焙煎機、製粉機を備えた加工所を開設した。久保田芳永代表は「栄養機能性の高い穀物を家庭の食卓に手軽に取り入れてもらえれば」と話す。