松本国際がサヨナラ勝ちで決勝へ 春の高校野球県大会

第152回春季北信越地区高校野球県大会は18日、県営飯田野球場(飯田市)で準決勝を行い、中信勢は松本国際が上田西に2―1でサヨナラ勝ちし、北信越大会出場を懸けた決勝に駒を進めた。東京都市大学塩尻は長野商業に2―4で敗れ、3位決定戦に回った。
決勝と3位決定戦は19日に同球場で行われる。決勝カードは松本国際―長野商、3位決定戦は上田西―都市大塩尻となった。
松本国際は最終盤に粘り強さを発揮し、鮮やかなサヨナラ勝ちを収めた。同点の9回、敵失と死球、樋川の内野安打で無死満塁の絶好機を築くと、飯出が中前に決勝打を放った。先発の市川は初回に1点を失うものの、その後は直球で押す強気な投球で相手打線を抑え込んだ。