みその仕込み楽しい! 旭町小3年生が体験
松本市旭町小学校3年生は16日、同市埋橋1の石井味噌でみそ造りを体験した。2クラスの57人が訪れ、みそ蔵の見学と仕込み作業を通して身近な食に理解を深めた。
社員の指導を受けながら、煮た大豆をつぶして塩とこうじを混ぜ合わせていった。数人ずつ交代して楽しそうにこね、団子状にまとめてから1キロずつ容器に詰めていった。それぞれ家庭に持ち帰り、約1年熟成させる。
胡桃澤綾杜君(9)は「皆で協力してつぶすのが楽しかった。家族と食べたい」と笑顔だった。
食農教育を推進する市の子ども・若者農業体験支援事業の一環で、本年度は2月半ばまでに2年生を中心に27校が実施する。旭町小学校は例年、国語で大豆を題材にした文章を扱う3年生が体験している。