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退役したFDA4号機の機首 間近で見ませんか? 6月1日に松本空港で見学ツアー

松本空港の航空貨物倉庫内に保管されているFDA4号機の機首(県松本空港課提供)

 県は、フジドリームエアラインズ(FDA)の県営松本空港就航15周年記念日に当たる6月1日に、FDAから寄贈を受けた「4号機」の見学ツアーを開催する。5月25日まで応募を受け付け、全応募者の中から抽選で60人の参加者を選ぶ。

  「4号機」は、平成22(2010)年に就航し、松本の自然をイメージした緑色の機体で親しまれた。23年には松本市の観光大使に任命され、全国の空で松本のPRを担った。昨年3月に退役し、同7月の空港ジェット化開港30周年を記念して、機首など機体の一部が県に寄贈された。現在は空港の航空貨物倉庫内に保管されている。
 見学ツアーは、6月1日の午前10時~10時40分(第1回)、午後1時~1時40分(第2回)、午後2時~2時40分(第3回)の3回、いずれも同内容で実施し、各回定員20人とする。屋内での航空教室と、屋外での4号機の機体見学を行う。
 参加費は無料で誰でも応募できる。希望者は今月25日までに「ながの電子申請」から申し込む。
 問い合わせは、信州まつもと空港利用促進協議会事務局(県松本空港課内、電話026・235・7019、平日)へ。