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中信美術展22日開幕 松本市美術館に作品搬入

中信地区の芸術家たちの作品が次々に持ち込まれた搬入会場

 松本、木曽、大北地域を代表する美術公募展「第76回中信美術展」(中信美術会主催)が22日、松本市中央4の市美術館で開幕する。1週間前の15日は作品の搬入があり、おのおのが創作に腕を振るった計287作品が美術館に持ち込まれた。

 日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門の出品者が、展示室に次々と絵画や立体造形を運び込んだ。出品者枠は一般、会員のほか15歳以上20歳未満のジュニアがあり、老若男女がバラエティーに富んだ作風の作品を寄せた。
 一般とジュニアでは入選選考があり、両枠に持ち込まれた92作品のうち82作品が入選した。会期中は入選作や会員作品に会員の遺作を加えた計280点が展示される。中信美術会の清沢龍美運営委員長(71)は「中信地区の美術愛好者の力作が集まったので、大勢に来場してほしい」とPRしていた。