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御嶽海が自己ワーストの12敗目 大相撲名古屋場所

佐田の海(右)に寄り切りで敗れた御嶽海(読売)

 大相撲名古屋場所(愛知・ドルフィンズアリーナ)14日目の22日、上松町出身で西前頭2枚目の御嶽海(出羽海部屋)は、東前頭8枚目の佐田の海(境川部屋)に寄り切りで敗れ、4連敗で2勝12敗となった。負け数12は自己最悪(休場した場所を除く)。千秋楽の23日は、西前頭5枚目・阿武咲(阿武松部屋)と対戦する。
 御嶽海は立ち合い踏み込み突き放して前に出るも、いなしに泳がされて足が止まった。隙を逃さなかった相手に右四つでつかまると攻守が逆転。まわしを引かれて腰高で反撃の糸口が見つからないまま投げで体を振られ、さらにまわしを引きつけられて腰が浮き、棒立ちのまま力なく土俵を割った。
 阿武咲との幕内での対戦成績は御嶽海の10勝5敗と白星先行も、先場所は、立ち合いでの左への変化を阿武咲に見切られ、足を取られての渡し込みに屈した。