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「安曇野」ナンバー誕生へ 4市町村で再来年5月ころ交付

ご当地ナンバー実現に協力を呼び掛けるチラシ

 安曇野、池田、松川、生坂の4市町村が実現を目指す自動車のご当地ナンバー「安曇野」について、国土交通省はこのほど、申し込みのあった安曇野を含む全国6地域は、導入が決まれば令和7年5月ころに交付開始予定だと発表した。国交省の有識者審査会が今夏にご当地ナンバーの地域名を、来年の夏に図柄をそれぞれ決める方針で、その後に導入が正式決定される見通し。

 4市町村が実施した住民アンケートで安曇野ナンバー導入に肯定的な意見が回答者の7割以上となり、首長4人が昨年10月、県に連名で安曇野ナンバーの導入要望書を提出した。県は要望を受け、今年3月に国交省に安曇野ナンバー導入を申し込んだ。
 4市町村でつくる安曇野ナンバー推進協議会は5月に会議を開き、図柄のデザイン案を公募するのかなどの決め方を議論し始める。国交省は11月1日から12月28日まで図柄の提案を6地域から受け付けるため、年内に国交省へ申し込むデザイン案を固める。
 推進協議会事務局を務める安曇野市政策部の渡辺守部長は「四つの市町村に愛され親しまれる図柄にしたい」と話している。

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