しめ縄作り 住民力合わせ 穂高の豊里区 有明山神社例祭へ準備

安曇野市穂高有明の豊里区有明山神社祭典実行委員会は19日、豊里公民館で有明山神社のしめ縄を作る作業をした。豊里区民ら約30人が力を合わせ、地元の農家から提供された稲わらを使って2~9㍍のしめ縄を9本こしらえ、4月27~29日の例大祭に備えた。
例大祭の準備や運営は有明地区内の行政区ごとの年番制になっており、今年は豊里区が担当している。8年に一度の大役で、実行委員会事務局の豊里区崇敬者総代の深澤明生代表は「一つの交流の場にもなっている。これだけたくさんの人が集まってくれたのでうれしい」と語った。
しめ縄は、大鳥居や社務所、本殿など取り付ける場所によって長さが異なり、4月22日に古いしめ縄と交換される。有明山神社の山崎佳宏宮司は「区を挙げていただいて、感謝しかない」と心意気に深謝していた。