二十五絃箏とピアノとフルート共演 3人ユニットが24日に初の演奏会

二十五絃箏、ピアノ、フルートの奏者3人が音楽ユニット「ブロッサム」を結成し、24日に松本市島内の市音楽文化ホールで初めてのコンサートを開く。多くの人になじみのあるクラシックなどを、和楽器と洋楽器が調和した独特の響きで聴かせる。
二十五絃箏の田中静子さん=松本市野溝東2=が長年抱いていた「洋楽器と組みたい」との思いを実らせ、ピアノの神谷敦子さん=安曇野市穂高、フルートの桂聰子さん=松本市里山辺=と昨秋活動をスタート。「演奏しながら対話しているよう」といい、3人の呼吸も音色も予想以上に合ったことから、早速演奏会を計画した。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「主よ人の望みの喜びよ」「G線上のアリア」などを合奏するほか、各楽器の音色を楽しめるソロ曲も用意する。田中さんは「聞き慣れた曲でも、いつもと違う和と洋の響きで意外性や発見を楽しんでもらえれば」と願っている。
午後2時開演。チケットは一般3000円(中学生以下1000円)で、同ホールなどで扱う。チケットの問い合わせは音楽文化ホール(電話0263・47・2004)へ。