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木曽町広報誌 200号到達 平成の大合併から18年 町の歩み表紙に

200号に到達した木曽町の広報誌

 木曽町が毎月発行している広報誌が今月、累計200号に到達した。平成17(2005)年の旧4町村合併・木曽町発足から18年かけて積み重ねた数字で、町の歩みを冊子の表紙からもたどることができる。

 田中勝己前町長の初登庁が表紙となった1号は白・黒・オレンジの2色刷り8㌻で、役場の組織紹介と連絡先が掲載されていた。
 歴代の広報誌では、合併10周年式典や町文化交流センター開館などその時の町の出来事が表紙の写真に使われていることが多い。これまでに町内出身の俳優・田中要次さんや、町内で稽古を重ねた上松町出身の大相撲・御嶽海関らゆかりの著名人も表紙を飾った。
 表題の「きそまち」のフォントも力強いゴシック体から筆字、アルファベット併記などと変わってきた。現在は細身のゴシック体になっている。
 令和3年度から写真撮影などを担当する総務課の三澤菜摘さんは、町消防団春季火災想定訓練の写真が表紙となった昨年6月号が気に入っている。「自分が担当している時に節目を迎えられたのはうれしい。町としても300、400号と続けていきたい」と話していた。