教育・子育て

〝蘇南高産〟茶摘み体験 1年生 地元産業に触れる

学校の茶畑で茶摘みをする生徒たち

 茶の産地として知られる南木曽町の蘇南高校で23日、恒例の茶摘みが行われた。1年生23人や新任職員が参加し、学校敷地内にある約2㌃の茶畑で作業をして地域の産業に触れた。

 芯とその下の3枚の葉を指す「一芯三葉」を基本に摘むことを教わり、実践した。成長具合を見極めながら、鮮やかな黄緑色の新芽を次々と摘み取った。
 茶摘みが初めてという安江玲斗さん(15)は「茶葉の色の濃さなど、判別が難しいと感じた。体験することでお茶により親しみが湧く」と話していた。
 収穫した茶葉は町内の産地・田立地区の製茶工場で加工する。"蘇南高産"のお茶は生徒が味わったり、来客用に出されたりする予定だ。