地域の話題

弓道場の現地建て替え検討 安曇野市が競技団体に提案

現在地での建て替えが検討されている豊科弓道場

 安曇野市は7日、市スポーツ協会弓道部と県弓道連盟安曇支部から新設の要望のあった市豊科弓道場について、競技者の利便性確保や早期の実現が可能な現在地での建て替えを両団体に提案したことを明らかにした。両団体が希望する弓道場を建設するには1500平方メートルの敷地が必要となるが、現地は1000平方メートルほどしかないため、施設規模の再検討が可能かも合わせて打診した。

市議会9月定例会の一般質問で、岡村典明氏(会派あづみ野)の質問に鳥羽登商工観光スポーツ部長が答えた。
 市は市有地の中で検討する方針を示した。市は4月以降、候補地選定を進め、▽現在地▽豊科南部総合公園の一角▽取り壊す予定の市豊科武道館剣道場跡地―の3カ所の中から、手狭だが利便性の高い現在地を候補地として絞り込んだ。
 2団体は現状の弓道場について、近隣市町村の弓道場と比べると手狭で、更衣室がないなどとして新設を要望した。市の提案を受けて検討を始めているという。
 鳥羽部長は「実現を目指して関係団体と調整したい」としている。

連載・特集

もっと見る