政治・経済

松本駅前のJT跡地にマンション建設 地上15階、9年春完成予定

現在は空き地となっているJT松本支店跡地

 松本市深志1のJT松本支店跡地に、中信で最大級、県内でも有数の規模となる戸数273戸の分譲マンションが建設される。穴吹工務店信越支店(長野市)などが開発し、令和9(2027)年春の完成を目指す。松本駅前に定住人口が増えることで、周辺店舗などへの経済効果も期待される。

 穴吹工務店信越支店によると、マンションが建設されるのは、現在空き地となっている約4300平方メートルのうち、5割強の土地。鉄筋コンクリート造りで地上15階(高さ約45メートル)となる。10月に着工する予定だ。
 戸数が200戸を超えるマンションの県内での開発は、長野市中心市街地のアゲイン跡地に約290戸のマンション、JR長野駅前では戸数約200戸のタワーマンションなどが計画されている。中信地区では初めてとみられる。信越支店は「販売開始時期など詳細はまだ未定」としている。