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笑顔と音楽 街いっぱい 松本で大道芸&ジャズフェス

縄手通りで行われた出演者のパレード

 松本市の中心市街地で23日、第2回まつもと街なか大道芸&ジャズフェスティバル(実行委員会主催)が開かれた。JR松本駅前広場や松本城公園など8会場でパフォーマーたちが多彩な芸や音楽を繰り広げ、多くの人でにぎわった。

 今回初めて、縄手通りで大道芸のパレードも行われた。昼すぎの初回では、音楽グループのCocochi―kitのメンバー5人と、カッパとゾウに扮したパフォーマー2人が一緒に練り歩いた。「A列車で行こう」や「スタンドバイミー」などの管楽器の軽やかな調べが響き、カッパに頭をなでられて泣き出す幼児もいて、観光客でにぎわう通りに笑顔が広がった。
 もうすぐ2歳になる長男をベビーカーごとカッパに連れ去られていた近くに住む二木真弥さん(44)は「4年前にも中町の大道芸イベントでこのカッパに次女を連れ去られた」と笑い、「4年前の人に会うと戻ってきた感がある」とにぎわいを喜んでいた。