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あづみ野祭り 豊科で熱く 踊りに34連2300人

声を合わせてあづみ野ばやし踊りを披露する子供ら(あづみ野祭り)

 安曇野市豊科地域を代表する真夏の催し「第44回あづみ野祭り」(実行委員会主催)が29日、同市豊科の中心市街地を歩行者天国にして催された。区や職場、学校などでつくる34連・約2300人が「あづみ野ばやし踊り」を披露しながら国道147号を練り歩いた。

 4年ぶりの開催で、法被を着た踊り子らで豊科中心街が熱気に包まれた。子供から大人まで額に汗を浮かべながら一緒に踊っていた。豊科南小学校6年の中嶋瑚子さん(12)は「2年生のとき以来で久しぶりに出られて良かった。小学校最後にみんなと踊れて楽しい」と笑顔を見せた。
 オープニングセレモニーでは、安曇野太鼓の演奏や市消防団音楽喇叭隊の行進があった。沿道にも多くの住民が訪れ、髙原茂実行委員長(75)は「思ったより人出が多くて驚いた」と住民の期待の大きさを感じていた。