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ナイターソフト一緒に! 松本の各リーグが仲間を募集

セキスイハイム松本スタジアムで行う本郷地区ナイターソフトの試合

 松本市内のナイターソフトボールの各リーグが参加者を募っている。新型コロナウイルス禍が落ち着き、自粛していた活動を再開させたが、プレーを離れた選手が再び集まらずチーム数が減少した。関係者は競技の魅力をPRし、チラシを作るなどして参加を呼び掛けている。

 本郷地区ナイターソフトボールリーグ戦の開会式が今月中旬、セキスイハイム松本スタジアム(市野球場、浅間温泉1)で2年ぶりに開かれ、開幕戦もした。52回を数える伝統のリーグ戦で10年以上前には8チームがあったが、今季は3チームの出場にとどまった。コロナ禍で、人が集まる場所に行くことを勤務先が制限するケースがあり、選手が集まりにくくなったという。
 本郷ナイターは、セキスイハイム松本スタジアムでプレーできる環境の良さが魅力の一つだ。整備された土と芝生の球場は照明に映える。勧誘のチラシも作成し、関心のありそうな人に男女問わず声を掛けている。
 リーグを主催する本郷地区スポーツ協会の飯沼光永会長(68)=松本市原=は「(リーグを)やめるのは簡単。また立ち上げることは大変」と継続への熱意を表す。「仲間と楽しめるよい機会。適度な運動、気分転換にもなる」と魅力を話している。
 寿ナイターソフトボールリーグもコロナ禍の影響を受けた。本来は7チームあるが、参加を控える選手がいて、昨季は連合チームを含む計4チーム、今季は連合を含む計3チームの出場となった。寿ナイターの関係者は「野球の経験は必要なく、親しみやすいスポーツ」として参加を呼び掛けている。