政治・経済

安曇野市人事 部長級は10人 係長以上は女性3割

 安曇野市は23日、4月1日付の人事異動を内示した。異動者数は224人で、大規模な組織改編を行った前年度より300人近く少なく、平年並みの規模となった。再任用も含めると部長級は10人、課長級は22人で、市民生活部長に議会事務局長の沖雅彦氏を、上下水道部長に経営管理課長の丸山一弘氏を充てる。
 商工観光スポーツ部長には福祉部長の鳥羽登氏、議会事務局長には商工観光スポーツ部長の野口武史氏が就く。今月末で定年退職する総務部長の平林洋一氏を再任用し、引き続き総務部長として起用する。

 課長級から部長級への昇格は丸山氏を含めて5人で、福祉部長に職員課長の甕直紀氏、政策部付の参事に深澤与志章氏、都市建設部参事に都市計画課長の横山佳久氏、議会事務局参事に同局次長の青木規素氏がそれぞれ昇格する。深澤氏は松本広域連合に派遣する。
 新年度の職員数は、会計年度任用職員を含めると1464人となり、前年度より16人増える。係長以上の職員に占める女性の割合は前年度より2・1ポイント高い30・1%となる。ただ市が掲げる目標と比べると部長・課長ともにさらなる女性職員の登用が必要となる。