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市民タイムス書き初め展 入賞の27人に表彰状

市民タイムス賞を受賞した皆さん(前列)と松本地区書道協会賞を受賞した皆さん

 第36回市民タイムス書き初め展(市民タイムス主催、松本地区書道協会主管)の表彰式が19日、山形村の大型商業施設・アイシティ21で開かれた。松本・木曽地域などの幼児、小学生、中学生が2231点を寄せ、最高賞の市民タイムス賞に輝いた7人と、最高賞に次ぐ松本地区書道協会賞を受賞した20人に表彰状が贈られた。

 市民タイムスの新保裕介社長は「子供たちのはつらつとした作品が光った」とたたえ「受賞を励みに書道はもちろん勉強やスポーツなどいろんな場面で一層頑張ってほしい」と願った。協会の大澤城山会長は「一生懸命さが伝わる作品ばかり。書いた1枚を見直し、より良い作品を仕上げる中で、気付きや向上心、感性、集中力が養われる。その力は書に限らずいろんなことに生きる」と期待を寄せた。
 3年連続で市民タイムス賞に輝いた松本市開智小3年の小松夢真さん(9)は「うれしい。書道は楽しい」と喜び、初めて市民タイムス賞に入った安曇野市穂高南小2年の臼井友理さん(8)は「式は緊張したけど楽しかった。もっと上手になりたい」と笑顔を見せた。協会賞に初入賞した松本市女鳥羽中2年の吉川咲友さん(13)は「勉強が忙しい中でも書道教室に通って頑張ったのでうれしい。来年は最高賞を取りたい」と意欲を見せた。
 会場では、子供たちが自分の作品の前で記念撮影などをして、家族や友達と入賞を喜び合っていた。展示は20日まで。