地域の話題

若者のつながりつくろう 塩尻市社協 2月18日に「若者ミライ会議」

若者ミライ会議への参加を呼び掛ける若手スタッフ

 塩尻市社会福祉協議会は2月18日に、市内で働く若者の職種を超えたつながりをつくる集い「若者ミライ会議2023」を開く。「地元住民」という共通の人の縁をはぐくみ、地域づくりの担い手となる若者に、身近な自治体へ愛着を持ってもらう狙い。参加者同士で気軽に語り合うコミュニティーを創出する。

 会場は市北部交流センター・えんてらす(広丘野村)で、午後6時半~8時に開く。市内在住か勤務のおおむね20代~40代が対象だ。市職員に市の現状を話題提供してもらい、参加者同士で情報交換する。ワンドリンク制(実費負担)。市中央公民館が共催する。
 若い世代は地域づくりや福祉分野に最も関心が向きづらいとされるが、高齢化や人口減少が進み、環境問題など世界的な課題もある中で、若者自身が生きづらくなる可能性もある。市社協は若者が地域を意識する機会が必要だとする。担当職員の髙砂美織さん(26)は「プライベートや仕事以外で人とつながることで、自分の人生が豊かになることを共有したい」と話す。
 事前申し込み不要。問い合わせは市社協地域福祉推進センター(電話0263・52・2795)へ。