政治・経済

FDA夏ダイヤ 丘珠線は今季も7カ月運航 日航大阪線は8月限定

 県営松本空港の定期便を運航するフジドリームエアラインズ(FDA)は17日、夏ダイヤ(3月26日~10月28日)を発表した。札幌・丘珠線は昨年に続いて期間を通じて運航する。1日2往復の福岡線は、福岡発の午後便の出発時刻が約1時間遅くなり、松本から福岡を訪れる人には現地での滞在時間が延びるメリットがありそうだ。

 昨年の夏ダイヤと比較すると、福岡線は福岡発の午後便の出発時刻を55分繰り下げ、1時25分とした。札幌・新千歳、丘珠の両線は昨年と同じ出発時刻を設定した。1日2往復の神戸線は午後便の運航を15分繰り上げている。バースデー割といった一斉販売対象の航空券は24日午前9時に発売する。それ以外の一般販売は搭乗2カ月前から。
 松本空港発着の路線の利用状況は昨年12月と1月、新型コロナウイルス感染拡大前の令和元年度を1割程度上回っている。FDA松本空港支店の川元真也支店長は「団体旅行の問い合わせも増えてきた。利用が増える夏ダイヤ期間も多くの方に乗ってもらえたら」と話している。
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 日本航空も17日、来年度の国内線基本便数計画を決めた。県営松本空港と大阪(伊丹)空港を結ぶ大阪線を、昨年と同様に8月1日から31日まで運航する。ダイヤも昨年と同じとなっている。