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青峰高生 表彰盾デザイン 伝統のスキー大会 ヒノキ板に御嶽山配す

御嶽山を大きく配したヒノキ製の表彰盾を掲げ「納得いくものができた」と笑顔の青峰高3年生

 木曽町の木曽青峰高校インテリア科の3年生が、地元の木曽福島スキー場で開催される伝統の大回転競技大会「木曽福島GSカップ」の出場選手に贈られる表彰盾をデザインした。スキー場から望む霊峰・御嶽山を、はがきサイズのヒノキの板に大胆に配し、レーザー加工も手掛けた。

 大会事務局の依頼で、古畑健斗君、松原瑞生君、星山涼君、下會所麟太君、大槻咲矢君=いずれも(18)=の5人が課題研究として取り組んだ。13日、大会関係者に引き渡し「地域とつながる貴重な機会だった。授業で学ぶスキルを生かすことができた」と胸を張った。
 今年で34回目を数える大会は、スキー場を運営するネイションと町スキークラブが主催し、市民タイムス協賛(予定)。スキー場の山本和成支配人は、ジュニア・一般22部門の1~3位に贈られる66枚の盾を受け取り「(昭和62年の)開場から30年余りたつが、地元とのコラボは初めて。地域に根差したスキー場として今後も交流が続けばうれしい」と期待した。
 大会は3月4日に開催し、要項は木曽福島スキースクールのホームページに載せる。出場受け付けは2月1日から。