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丸めて張って新聞紙で自在 塩尻・えんてらすで造形遊び 

完成した作品で遊ぶ子供たち

 子供たちが新聞紙を自由に使って大型造形作品を一緒に作るイベントが5日と6日、塩尻市北部交流センター・えんてらすで開かれた。小中学生約30人が室内空間をいっぱいに使い、床面積で35平方メートルほどの立体作品が完成した。

 新聞紙を細長く丸めてたくさん作った部品を、自由に組み合わせたり天井からつるしたりして、作品の「骨組み」を作った。そこに色とりどりのテープを張ったり、毛糸や新聞紙をクモの巣のように張り巡らせたりして細部を仕上げた。
 折り紙をこいのぼりに仕立てる子、新聞紙を動物や人間の形にして配置する子など、あふれる想像力に身を任せ、夢中になって手を動かしていた。吉田小1年の今西海徳君(6)は「秘密基地を作った」とにっこり。才教学園小3年の門田藍里さん(8)は「ルールはなく自由に作れて楽しかった」と話していた。
 イベントは、市民グループ「hontoのmanabi」(小澤和子代表)が初めて開いた。