山崎貴監督を応援しよう！ 母校の県ケ丘高ＯＢがサイト立ち上げ
松本市出身の映画監督・山崎貴さん（５８）の仕事を紹介する大規模展覧会が今夏、市美術館で開催されるのを前に、山崎さんの母校松本県ケ丘高校のＯＢ有志が「山崎貴監督応援サイト」を立ち上げた。日本を代表する映画監督の人物像や作品を郷土ならではの視点で掘り下げ、市内外に発信していく。今年１１月には山崎さんが監督するゴジラ映画の公開も予定されており、関係者は「山崎貴イヤーを街ぐるみで盛り上げたい」と気合十分だ。
県ケ丘高同窓会の常任理事・丸山剛さん（４４）＝安曇野市＝が中心となって昨年末にサイトを立ち上げた。展覧会の主催者とは別に手弁当で運営する"勝手連的なファンサイト"を掲げ、監督が卒業した清水中学校や県ケ丘高の関係者へのインタビュー、ゆかりの地の独自取材、市民の寄稿などを随時掲載していく。併せて展覧会情報も発信しながら、夏に向けて機運を高めていく考えだ。
今年は県ケ丘高１００周年の節目も重なり、卒業生や市民を挙げて応援する絶好の機会と動き出した。代表作「オールウェイズ三丁目の夕日」にとどまらず幅広い作品を手掛け、２０作目となるゴジラに挑む山崎さん。丸山さんは「同窓生と知った時は驚いた。仕事一筋で飾らない人柄に器のでかさも感じる」とした上で「サイトをきっかけに、さまざまな盛り上がりが街に波及していけば」と期待している。
インターネットで「山崎貴監督応援サイト」と検索すると閲覧できる。市美術館の展覧会「映画監督山崎貴の世界」は７月１５日～１０月２９日に開かれる。