秋色の錦をまとう 碌山美術館の紅葉見頃
安曇野市穂高の碌山美術館で、今年も紅葉が見頃を迎えた。敷地内の広葉樹が鮮やかな赤や黄色に色づき、多くの来館者がれんが造りの碌山館との"共演"を楽しんでいる。５日は午後５～７時に無料開放し、碌山館をライトアップする。
生け垣の真っ赤なニシキギや黄色い葉のユリノキ、赤やオレンジのモミジなどが目を引く。碌山館に絡みつくツタは、日当たりなどの違いで色合いがグラデーションになっている。学芸員の濱田卓二さんは「ここ２、３日で一気に進んだ。５日は展示室も開放するので、気軽に来てほしい」と話している。
問い合わせは同館（電話０２６３・８２・２０９４）へ。