教育・子育て

成長した姿を恩師と共有 筑北中3年生が保育園の担任招き交流

塚原園長(右端)と保育園時代の思い出話に花を咲かせる3年生たち

 麻績村の筑北中学校の3年生24人が13日、お世話になった恩師たちと成長を振り返る「思い出の時間」を過ごした。おみ保育園年長組の担任だった塚原京子園長(55)が来校して再会を喜び合ったほか、麻績小学校時代の担任教諭2人のビデオメッセージを鑑賞。それぞれの道を歩み出す卒業式を前に思い出を共有した。

 おみ保育園に卒園式当時の映像が保管されていたことから、PTAの協力で初めて企画された。生徒たちは、映像越しの恩師の姿や幼い頃の自分たちの無邪気な姿に「懐かしい」「かわいい」と声を弾ませた。
 塚原園長は「皆さん本当によく遊んで笑ってしゃべって―時には叱られもした。担任で本当によかった」と振り返り「小学校と中学校を過ごして、得意なことや新たな目標もできたと思う。やりたいことを存分に楽しんで、将来の夢につなげてほしい」と激励した。
 塚原園長との記念写真撮影や恩師への返信メッセージ映像の撮影もした。3年生の平田瑛路さん(15)は「思い出がよみがえり泣けた。今の自分がいるのは大勢の人の支えがあってこそだと実感できた。思い出を心の支えに高校生活も頑張りたい」と話していた。

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