政治・経済

美ら海水族館ジンベエザメ「ジンタ」松本に飛来 沖縄チャーター便、4日も運航

ジンベエザメが描かれたチャーター便機体

 県営松本空港と沖縄県の那覇空港を結ぶチャーター便が1日に運航された。日本航空の系列会社・日本トランスオーシャン航空が運用する、沖縄美ら海水族館のジンベエザメが描かれた青い機体が1往復し、松本空港のターミナルは双方からの旅行客でにぎわった。4日も1往復が運航される。

 チャーター便は午前10時半ころに松本空港に降り立ち、到着ロビーでは関昇一郎副知事や臥雲義尚松本市長ら関係者が120人の乗客を拍手で迎え、土産の品を手渡した。沖縄本島中部の読谷村から孫ら家族4人で訪れた男性(70)は「3月にもチャーター便で来て、すごく良かったのでまた申し込んだ。天気が良くて山がすっきり見えて最高」と3泊4日の旅を楽しみにしていた。松本空港からは118人が沖縄に向かった。
 臥雲市長は「海と山の対極の魅力を満喫してほしい」と話し、県松本空港課の青木英明課長は「昨年度の20便を上回るチャーター便を誘致したい。定期便の運航につなげたい」と意欲を述べた。