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道の駅いくさかの郷 5周年祝う催し盛況

 生坂村上生坂の道の駅いくさかの郷で27日、開設5周年を祝う記念式典・イベントが開かれた。村内外から大勢の利用客が訪れたほか、式典には来賓や村関係者に加え、開設時に国内初の「ハンガリー村」を開村した縁からハンガリーのオルネル=バーリン・アンナ駐日大使も出席し、共に節目を祝った。

 冒頭に施設前で地元の生坂中学校吹奏楽部が演奏を披露し、会場を沸かせた。続く式典では、藤澤泰彦村長が開設の経緯と5年間を振り返り「ここでないと買い物できない、味わえない"オンリーワン"の運営で、観光・交流の拠点となった。村政の中核施設として農業・産業・観光振興を通じて交流人口の増加を図り、村の活性化に結びつけたい」と述べた。
 オルネル大使は節目を祝い「素晴らしい自然に恵まれた環境にハンガリー村があるのをうれしく思う。生坂村との交流が今まで以上に深まるよう願う」と述べた。藤澤村長の案内で、駅施設の直売所にある同国の紹介ブースやワイン・工芸品など特産品の販売を視察。併設の飲食店・かあさん家で提供する同国の家庭料理をベースとしたメニュー「ハンガリープレート」を試食した。
 記念イベントは28日もあり、村特産のおやきや旬の山菜などが販売されるほか、子供向け遊具も楽しめる。

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