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信州ダービー山雅が雪辱 野澤が決勝点 1―0

後半41分に決勝点を決めた野澤を囲んで歓喜の輪をつくる松本山雅の選手たち

 サッカー松本山雅FCは明治安田J3第31節の15日、サンプロアルウィン(松本市)でAC長野パルセイロとの信州ダービーに臨み、1―0で勝った。今季最多の1万2457人が来場。宿敵同士による意地のぶつかり合いを熱く支えた。

 松本山雅はスタメン3人を変更。左サイドバックに山本、ボランチに安永が戻った。夏に復帰した山口が前線の左で初先発した。
 序盤から優位に試合を運んだ松本山雅。前半は被シュート0で、CKを8本得るなど度々相手ゴールに迫った。スコアレスで折り返した後半は危ない場面をつくられたが、きっちりしのぐと41分に交代出場の選手が絡んで決勝点。村山が前線に送ったボールに渡邉が頭で背後に流し、野澤が右足で決めた。
 次節は22日。8位のアスルクラロ沼津とアウェーで対戦する。