教育・子育て

緑に染まる夏休み 旭小の学童クラブが自然体験

上條さん(左)に草笛を教わる子供たち

 松本市旭2の旭児童育成クラブは27日、アルプス公園で自然探検を楽しんだ。同クラブに通う小学生24人が食べられる葉を摘んだり、草笛に挑戦したりと、汗をたっぷりかきながら真夏の自然を満喫した。

 信州野鳥の会顧問の上條恒嗣さん(74)=県1=が講師となり、園内の木々が茂る道を歩きながら、草花や虫や鳥を観察した。上條さんが食べられる野草としてクワやヨモギの葉を紹介すると、子供たちは小さめのきれいな葉を選んで採取した。
 昼食を食べる古民家体験学習施設に到着すると、上條さんから草笛の吹き方を教えてもらった。子供たちはなかなか音が鳴らなかったが、いろいろな葉で挑戦してみると「ブー」と音が鳴る子もいて、笑顔になっていた。食べられる葉として採取した葉は天ぷらにして、昼食に食べた。旭町小学校6年の栗山景君(12)は「森の植物の知識を知れて良かった」と話した。
 同クラブは旭町小の敷地内にある学童クラブで、長期休みには施設外での学習や遊びを積極的に行っている。

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