政治・経済

松本法人会が社団化50周年 式典で歩振り返る

盛大に行われた松本法人会の社団化50周年記念式典

 松本法人会(神澤陸雄会長)は30日、松本市本庄1のホテルブエナビスタで、社団化50周年記念式典を開いた。関係者約200人が参加し、会の歩みを振り返るとともに、50年の節目を機に一層の活動の充実を図る意識を高めた。

 神澤会長は式辞で、松本地区法人会連合会を母体に昭和48(1973)年に社団法人化してからの歴史を振り返った。組織率は58年から17年間80%近くを維持し、近年は低下傾向にあるものの「全国440の法人会の中でも高い水準にある」と述べた。平成3(1991)年から続く青年部の献血活動などを挙げ、「社会貢献は全国に誇れる」と会員の努力に感謝した。「50年の節目を新たな出発点とし、新規事業を取り入れながら、会員サービスの充実、地域社会への貢献に全力で取り組む」と力を込めた。
 社団化50周年の会長感謝状や一般功績の功労者表彰、会員増強功績の会長表彰のほか、松本税務署長感謝状の贈呈も行われた。来賓の関潤一松本税務署長は祝辞で法人会の長年の功績に感謝を述べ、10月に消費税のインボイス制度が始まることなどから「一層の支援と協力を」と求めた。
    ◇
 記念式典の前に総会が開かれ、任期満了に伴う役員改選で神澤会長の8期目の再任を承認した。任期は2年。

連載・特集

もっと見る