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上高地線で新車両が試運転 3月中旬から営業運行へ

良く晴れた中で試運転が行われ、後立山連峰を背に走る新車両

 アルピコ交通(松本市井川城2)が市内を走る鉄道・上高地線への導入を進めている新車両「20100形」の2編成目(2両)が6日、試運転を行った。1編成目と同じラッピングになる予定で、3月中旬に営業運行に投入される。

 1編成目と同じく東武鉄道(東京都)で使用された車両で、昨年12月に新村駅に到着。上高地線を走るために調整が進められてきた。6日は初めて本線を走り、松本―新島々間を走って機能を確かめた。ラッピングはまだ施されていないため灰色一色の姿となっており、沿線では珍しそうに見る人もいた。
 同社鉄道事業部は「もう少しで調整が終わるので乗るのを楽しみにしていただけたら。新しい車両を増やすことで車内環境の改善につながれば」としている。

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