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快晴のGW 暑くても行楽地は人の波

強い日差しが照りつける中、日傘をさして市街地の散策を楽しむ観光客(松本市大手3の大名町通り)

 中信地方は28日、高気圧に覆われて晴れ、気持ちの良い青空が広がった。気温も上がり、日中の最高気温は安曇野市穂高で29.6度、松本市沢村で29.2度といずれも今年最高となり、各地で25度以上の夏日となった。木曽町福島で29.1度、南木曽町で28.4度、松本市奈川で27.6度、木曽町開田高原で26.9度と、4月の観測史上最高を観測した。

 松本市の縄手通りや中町、松本城には大勢の観光客が訪れた。強い日差しを避けようと日傘をさしたり、帽子をかぶったりしている人も多かった。ソフトクリームやジェラート、果物で作ったスムージーなど冷たい菓子を販売する店が人気となり、食べながら散策している人もいた。
 縄手通りでは、群馬県嬬恋村から日帰りで遊びに来た家族が「思ったより暑い」と話し、かき氷をほおばっていた。
 気象庁の予報では、県内は29日も高気圧に覆われて晴れ、気温が高くなるが、気圧の谷や湿った空気の影響で昼過ぎから曇りで、夜は雨の降る所もある見込み。