政治・経済

塩尻総合文化センターで昼食会 中央公民館が交流へ企画 初回は26日

「公民館でお昼ご飯を食べよう」と呼び掛ける安藤主事

 塩尻市中央公民館は本年度、同館が入る塩尻総合文化センターのロビーで月1回、日曜日に昼食会を定期開催する。最も話が弾む食事の機会を通じて、「公民館は気軽に集まることができる場所」と多くの市民に認識してもらう。初回は26日に開く。

 時間は正午~午後1時半で、参加費は100円。参加者は、他の人にも提供できるおかずを1品、無理のない範囲と数量で持ち寄る。持ち寄りの呼び掛けに「参加者も一緒に食事交流の空間を作る」という意味合いを込めるが、難しい場合は、持ち寄りなしの参加もできる。ご飯は公民館職員が炊いて用意する。
 当日は午前と午後にそれぞれ別の公民館講座を用意していることから、昼食会に大勢の参加を期待している。2回目は6月16日に予定し、7月以降も毎月第3または第4日曜日に開催していく計画だ。
 吉田地区で住民有志が月1回、野外で開くカフェに世代を超えて大勢が集っていることから、地域住民の交流の需要があるとみられる。市内には、外国籍住民を含む移住者も少なくない。安藤寿秀主事は「実際に公民館に来てもらい、いろいろな人と知り合いになってほしい」と話している。