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安曇野インスタ写真コンテスト 3部門の最優秀作品決まる

 安曇野市が、写真共有アプリ・インスタグラムで安曇野の魅力が伝わる写真を募った「安曇野インスタグラムフォトコンテスト2023」の受賞作品が決まった。応募のあった1718点の中から、3部門の最優秀賞や優秀賞など計40点が入賞した。入賞作品は観光PRなどに活用される。

 応募数が922点で最多だった「安曇野暮らし部門」の最優秀賞は、豊科南部総合公園の噴水で遊ぶ子供たちと夏の青空を捉えた作品が選ばれた。「アウトドア部門」の最優秀賞は、大王わさび農場で底まで見える川を進むボートを撮影した作品となった。「山岳部門」は、朝日を浴びる北アルプスを冬景色と一体に撮影した作品が最優秀賞を受けた。
 幅広い世代に旅行で安曇野を訪れてもらい、インスタグラムで安曇野の魅力を発信しようと平成30(2018)年度に始め、新型コロナウイルスの影響で中止の年があったため5回目となった。審査員は、市内に移住した柔道家・篠原信一さんや市内在住の写真家・佐藤大史さんら4人が務めた。
 市観光課の担当者は「応募数は昨年度より少なかったが、新しく応募してくれた人が多かった。全体的に構図まで考えられていた写真が多く、クオリティーが高い」と話している。