教育・子育て

自転車通学はヘルメット着用で 松本第一高で啓発活動

登校中の生徒(右)にチラシを配る生徒会役員

 松本市の松本第一高校(塩野英雄校長)で12日、自転車通学の生徒に交通安全や防犯を呼び掛ける啓発活動があった。生徒や松本署員、県、市の職員など計約60人が参加し、登校中の生徒にヘルメットの着用や盗難防止対策を促した。

 同校の生徒会役員や交通安全委員が正門と東門に分かれ、自転車用の夜光反射材やダイヤル錠などが同封されたチラシ300部を配った。
 活動中に県の職員がヘルメット着用状況を調査したところ、91人の自転車通学者のうち、着用者数は28人で、着用率は3割ほどにとどまった。交通安全委員長の矢倉治さん(17)=3年=は「まだ着用者数は少ない状況。警察などとの合同の指導で少しでも増えるといい」と話していた。