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山雅、価値ある無失点 FC大阪と引き分け

後半、クロスをはじく松本山雅のGK神田(中央)。好セーブで無失点に貢献した

 サッカー松本山雅FCは明治安田J3第6節の23日、東大阪市花園ラグビー場(大阪府)でFC大阪と戦い、0―0で引き分けた。ピッチコンディションが悪く、退場者も出す苦しい状況の中で最低限の結果を収め、勝ち点を9に伸ばした。

 5連戦の最後で松本山雅は前節から7人を入れ替えた。最終ラインは右から藤谷、野々村、常田、樋口で構成し、前線は山口を中央に右に初先発の佐相、左に村越を配した。
 松本山雅は前節に続いて無失点。雨の影響でボールが走らず本来の戦い方ができない上に、前半終了間際に2度の警告で佐相を欠いて数的不利の時間が長かったが、最後まで辛抱強く戦い抜いた。
 雨中のアウェー戦に訪れた山雅サポーターは約700人。入場者の3割を占めた。
 次節は31日で、ホーム戦となる。FC岐阜を迎え撃つ。