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プロ・アマの垣根超え野球真剣勝負! 松本で23、24日にドリームトーナメント

大会への意気込みをガッツポーズで表す出場4チームの監督

 県内の野球チームによる「第3回県知事杯争奪プロ・アマドリームトーナメント」(県野球協会主催)が23日と24日、初めて松本市のセキスイハイム松本スタジアムを会場に開かれる。4チームが、プロとアマチュアの垣根を超えた真剣勝負を繰り広げる。入場無料で、大勢の来場を呼び掛けている。

 プロ野球独立リーグのBCリーグ・信濃グランセローズと、社会人の信越硬式野球クラブと千曲川硬式野球クラブ、関甲新学生野球リーグ1部の松本大学が出場する。23日に信濃と千曲川、信越と松本大の準決勝、24日に決勝戦を行う。
 県野球協会が5日、松本市内で記者会見を開き、各チームの監督が意気込みを語った。信濃の柳澤裕一監督は生まれ育った松本での開催を喜び「松本の皆さんに感動を与えられるようなゲームをしたい」と語った。同じく松本出身の千曲川の平林竜也監督は「過去2回信濃に敗れたが、今回はなんとしても食らいつく」と力を込めた。松本大の清野友二監督は「子供たちに『大人の全力ってかっこいい』と思ってもらえる試合をしたい」と述べた。
 信濃の三原田京成=日本ウェルネス長野高出=や松本大の佐々木輝=松本第一高出=など、中信関係の選手が各チームに所属しており、活躍が期待される。
 初の松本開催とあって、地元の火えん太鼓保存会の太鼓演奏や、小中学生の女子選手による始球式も予定している。
 23日は午前10時から信濃―千曲川、午後1時から信越―松本大の1回戦2試合、24日は午前10時10分から決勝を行う。