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音楽でこども食堂支援 塩尻で26日にイベント

 チャリティー音楽祭・エバーグリーンフェスティバル(実行委員会主催)が26日、塩尻市広丘郷原の市総合体育館ユメックスアリーナで開かれる。アマチュア音楽団体に発表の機会を提供しながら、こども食堂を支援するイベントで市内では初開催となる。当日は中信地域で活動する吹奏楽やジャズの7団体が集結。受付に募金箱を置いて協力を呼び掛ける。



 出演するのは、丘中学校、広陵中学校、組合立鉢盛中学校の吹奏楽部や、金管アンサンブルグループ・アンサンブルクラウン、塩尻市民吹奏楽団、松本市波田のアクトホールを拠点とする吹奏楽団松本ウィンズ・コンソート、県内の小中高生でつくるザ・ビッグバンド・オブ・ミュージックトイズとなる。会場には体験講座コーナーがあり、ブレスレットやキーホルダー、ストラップ作りなどが楽しめる。飲食コーナーには弁当、焼き菓子、プリン、タコライス、ピザ、コーヒーなどの出店もあり、子供から大人まで楽しめる内容となっている。
 音楽祭はこれまで朝日村で2回開き、3回目となる。入場は無料で募金は任意。集まった善意はNPO法人えんしょく(塩尻市)が運営するこども食堂の食材調達に役立てられる。中村小太郎実行委員長は「演奏する人、聴く人、食堂を利用する子供たちの全員が喜ぶイベント。ぜひ来場を」と話している。
 音楽祭は午前10時~午後2時。来場者は室内用の運動靴と外履き入れを持参。問い合わせは中村さん(電話080・6649・9922)へ。