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5月5日に松本で「子どもたちの映画祭」 山崎貴監督のメッセージも

来場を呼び掛けるスタッフ。今年は山崎監督にちなんだ展示もある

 大型スクリーンで良質な映像作品を楽しむ「子どもたちの映画祭」(松本映画祭プロジェクト主催)が今年もこどもの日の5月5日に、松本市のまつもと市民芸術館で開かれる。第15回の今年は国内外の短編アニメーション8作品の上映やステージパフォーマンス、仮装を楽しむ「ハルウィン」などに加え、映画「ゴジラ―1.0」で第96回アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した山崎貴監督=市内出身=のゆかりの品やメッセージも披露される。

 上映作品は第81回アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作品「つみきのいえ」や「まんが日本昔ばなし」「ちびゴジラの逆襲」など。「笑いあり涙あり、世代を超えて心揺さぶられる作品」(主催者)をそろえた。
 山崎監督の展示は受賞を受けて企画。監督の等身大パネルやサイン入りポスター、話題のゴジラシューズなどを並べ、監督が子供たちに寄せたメッセージを披露する。館内ではアニメーションのセル画作りや人形劇、アーバンスポーツ体験なども楽しめ、主催者は「もりだくさんの一日。子供たちの夢が未来へと広がる機会に」と話している。
 前売り券は1プログラム(4作品)当たりS席1400円、子供700円、A席1200円、子供600円で芸術館で扱っている。問い合わせは平日に同プロジェクト(電話0263・35・2810)へ。

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