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野鳥の姿 生き生きと 角屋明美さん写真展 木曽町図書館 来月22日まで

木曽郡内外の野鳥を写した写真と角屋さん

 野鳥の撮影を楽しむ木曽町福島の角屋明美さん(64)の写真展が4月22日まで、木曽町図書館で開かれている。春~夏のこれからの時季に見られる野鳥を中心に、15点・15種類を生き生きと切り取った作品が並ぶ。23日は角屋さんによるミニトークも開かれ、生態や撮影の解説をした。

 主に木曽郡内で撮影したもので、キビタキやホオアカ、クロツグミなどを写す。桜の花とコムクドリ、若葉とルリビタキなど豊かな緑や草花と野鳥の共演も目を引く。
 ミニトークでは撮影場所などを説明し、木曽町の木曽駒や開田、木祖村のやぶはらの各高原が野鳥に出合いやすいことを話した。撮影の裏話もあり、コマドリの写真は朝7時から待ち構えて午後1時ころにようやく撮れたという。
 20年ほど前、自宅に集まるスズメに関心を持ったことに始まり「知れば知るほどさまざまな野鳥がいる」と撮影にのめり込んでいった。「展示から野鳥に少しでも興味がわいたら、外を歩き実際に出合いに行ってほしい」と願う。
 展示では図書館所蔵の鳥に関する本も並べている。期間中の休館日は定休日の毎週火曜日と28日。問い合わせは同館(電話0264・23・2030)へ。

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