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懐かしの給食に笑顔 木曽おもちゃ美術館で新企画、定期開催へ

給食メニューを前に「いただきます」。笑顔でランチを楽しむ家族連れ

 木曽町新開のふるさと体験木曽おもちゃ美術館で13日と14日、「学校給食の日」と銘打ったイベントが開かれた。ランチメニューに、きなこ味かココア味を選べる揚げパンや、牛乳に甘みや風味を付ける粉末「ミルメーク」などが登場。「時がたっても変わらないおいしさ」「余った牛乳を友達と取り合った」など、思い出話に花を咲かせる大人たちの笑顔が並んだ。

 初日の献立は、揚げパンのほかにミネストローネとコールスローサラダ、ゼリーなど。2日目は、ナンで食べるキーマカレーが主食でタンドリーチキンも添えられ、大人も子供も楽しめるメニューだった。
 木造の旧黒川小学校を改修して開館した施設の"原点"に着想を得た新企画だ。竹脇恵美館長は「過ぎし日の給食を回想しながら多くの方に楽しんでいただけた。定期的に開催したい」と話した。