政治・経済

山形150周年で多彩な事業 13日に第1弾

今春から村内で掲示を始めた150周年のぼり旗を手に記念企画をPRする村職員

 山形村は本年度の開村150周年に合わせ、さまざまな記念事業を計画している。村の魅力を詰め込んだマルシェ・ステージ発表を盛り込む秋のメインイベント、歴史文化に親しむ「山形村ふるさと検定」の創設など約20種があり、節目を盛り上げる。第1弾として「ねばねばフェス―春のグルメ&音楽祭」を13日午前10時~午後3時、山形小学校グラウンドで開く。13日夜には山形小のシンボルのシダレザクラのライトアップもある(日没から午後9時ころまで)。

 ねばねばフェスは、飲食物販売、ステージ発表、マグロ解体ショーとにぎりずしの振る舞い、山形県出者でつくる山形県人会による芋煮の振る舞いなどがある(主に村民向け、振る舞いは当日会場で整理券配布)。
 山形村は明治7(1874)年に大池・小坂・竹田の旧3村が合併して誕生。10月に丸150年を迎えることから10月22日に記念式典を開き、開村120周年に合わせて村ミラ・フード館前に埋設したタイムカプセルを開封する。メインイベントは11月9、10日に村内の大型商業施設・アイシティ21の駐車場で開き、そば、長芋といった村の特産品や地域住民の手作り品、村内の各種団体の発表会を予定。村民の提案事業も複数予定する。
 村ふるさと検定は秋に予定し、住民有志が自然、文化、産業など幅広い分野の検定問題や、事前発行するテキストを作成中だ。9月29日には諏訪交響楽団を招いたコンサートも予定する。実行委員会事務局の村企画振興課は「楽しみながら節目を再認識し、村の認知度アップにつなげたい」としている。

連載・特集

もっと見る