政治・経済

朝日村46団体の活動を紹介 集落支援員が発行

発行した冊子を紹介する集落支援員

 朝日村で地域づくりに携わる村集落支援員3人が、村内の団体やサークルの活動をまとめた冊子「あさひむら地域の仲間たち」を発行した。スポーツ、文化、ボランティア、環境保全など多様な活動をしている46団体を掲載。冊子を通じてさまざまな団体や人がつながり交流・連携することで、少子高齢化やコミュニティーの希薄化といった地域課題を解決し、将来の村づくりを盛り上げる相乗効果につながることを願っている。

 村内在住の柳沢明さん、清澤幸彦さん、塩尻市在住の三村芳美さんが作成に携わった。団体ごと活動内容、PRしたいこと、活動写真、問い合わせ先を掲載し、B5判43ページにまとめた。村内全戸に配布し、村役場、村中央公民館、村図書館でも配布している。
 各団体を取材する中で活動に込める思いや、楽しそうな雰囲気が印象的だったといい、柳沢さんは「どの団体も活動を通じていろんな人と関わり、地域の様子を知っている。情報共有したり力を合わせたりすることが村の活性化につながると思う」と話す。
 集落支援員は総務省が設けた制度で、集落の課題を見つける集落点検や地域づくりのサポートを担っている。村は令和3年度に初めて採用した。新年度は3人体制から1人体制になり、柳沢さん、清澤さんが退任し、三村さんが活動する。
 29日には村役場のロビーで各種団体の活動写真を紹介する展示を始め、会場で冊子を配布している。問い合わせは村企画財政課(電話0263・99・4107)へ。

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