スカイパークのマレット場 ２コースが２７日に利用再開
信州スカイパーク（松本、塩尻市）のマレットゴルフ場のうち、「やまびこ」と「しらかば」の両コースの利用が２７日、再開される。陸上競技場の建て替えで従来のコースの一部が使えなくなり、レイアウトを変更する工事を行った。
陸上競技場の周囲にあった１１ホールを、補助競技場南のアカマツが立ち並ぶ「健康の森」一帯に追加した。木の伐採は行わず地形を生かした。共に１８ホールで距離はしらかばが計７５７メートル、やまびこが計７８８メートル。４０～５０メートルほど短くなった。木と木の間に「ゲート」を設け、ゲートの通過も条件とした。県松本建設事務所は「コースに変化を付け難易度は変わらないようにした」と説明する。
ホールの位置関係を示した看板を設置した。利用団体の意見を聞いて整備を進めた。同事務所維持管理課は「自然を楽しみながら利用してほしい」と呼び掛ける。
利用団体の一つで整備にも関わった、スカイマレット倶楽部の瀧澤武美会長（８２）＝松本市笹賀＝は「（打った球が）木にぶつかったり、石に当たったりするトリッキーなコース。林間で日陰ができ夏でも涼しい」と競技するのを楽しみにしていた。