地域の話題

松本駅前 新・公園通りに人の輪 新伊勢町マルシェ盛大に 

大勢の市民や観光客でにぎわうマルシェ

 松本市の松本駅お城口に近い新伊勢町通りと公園通りを歩行者天国にして、地元グルメの食べ歩きやワークショップを楽しむ催し「新伊勢町マルシェ」(主催・新伊勢町商興会)が3日、開かれた。電線地中化や環境に配慮した舗装で、見通しよく歩きやすくなった公園通り改良工事の完成記念を兼ねており、晴天の下、大勢の地元住民や観光客が訪れてにぎわった。

 同所で昨年から2回にわたって「○(まる)マルシェ」を開いている、店舗設計・施工のワークスゼロ(本社・諏訪郡下諏訪町)が協力。通りの両側に山賊焼きやおやき、かき氷など28のブースやキッチンカーが並び、いい匂いと元気な掛け声があふれた。松本に暮らして9年目という会社員・横井雅己さん(58)、理恵さん(55)夫妻は「松本は市街地のイベントが多くて楽しい」と喜び、おいしそうにクラフトビールを味わっていた。
 新伊勢町商興会の窪田忠洋会長は「インバウンドのお客さんが増えているが、今日は特に多い印象。松本を楽しんでいってほしい」と願っていた。
 市内の四賀鼓龍会虚空蔵太鼓の演奏も好評で、外国人観光客が盛んに写真を撮っていた。